こんにちは。
乾達朗です。
今、影響力ある選手が、コーチングライセンスを廃止するべきと発言したことで、賛否を呼んでいるようです。
選手を育てる側の人間がどれだけ大切か。
指導者の重要性というのは、
ここカンボジアでは毎日強く感じます。
間違ったことを教えるということはものすごく残酷です。
自分は指導者としての知識はゼロなので、
子どもへの指導、ましてや選手への指導ができるわけがありません。
選手としてプレーすることと、指導者のための勉強は全く別だと思っているからです。
しかしながら、選手で経験したことが指導者になるときに大きく生かされる、
これは確実にあることだとイメージできます。
なにより、選手としての実績は、指導者になったとき、シンプルに、リスペクトされやすい理由の一つになることは間違いありません。
特に残酷なのは、子どへ間違った指導をしてしまうことです。
それが正しいのか、間違っているのか、という判断がまだできないうちは、
目の前の大人(指導者)の言うことが正しいことだと認識し、練習に取り組みます。
仮にその指導が間違っていたとき、子どもは間違ったことを取得してしまいます。
そしてそれを矯正することはとても難しい。
子どもを教えるということには大きな責任があります。
それが小さな町クラブであっても同じです。
サッカーをここまで選手としてプレーしてきたからこそ、思う事です。
中途半端な準備で子どもへ指導することはやめたほうがいい。
サッカーの指導の仕方も多種多様なので、なにが間違っているのか、正しいのか、この判断はとても難しいのかもしれない。
だからこそ、指導者がどれだけ重要であり、難しいことであるのかも理解できます。
フェイクを見極めること、子どものためにフェイクを見極めてあげること、それができる大人にならなければいけないと、日々感じています。
では。